新垣結衣と私。
ガッキーこと新垣結衣さんと私。
要するに、美人とブスということだ。
柚木麻子さんの「嘆きの美女」という小説を読んで、痛烈に感想を残したくなったので、記録しておく。
『嘆きの美女』(なげきのびじょ)は、柚木麻子による日本の小説。雑誌『AERA』のウェブサイト「AERA.net」で2011年2月7日から7月4日まで連載され、同年12月20日、朝日新聞出版より単行本として刊行された。単行本には書き下ろし「耶居子のごはん日記」を含む。
ブスで引きこもりのニート女性、池田耶居子(いけだ やいこ)が、偶然から悩みを抱える美女たちと同居することになり、彼女たちと友情を築きつつ成長する物語。(Wikipediaより)
と、引用してしまえば、このような感じになるが、耶居子と「親友」の美女ユリエのキャラクターが一癖も二癖もあって面白い。他の美女たちのキャラクターも上手く描かれていて、愛しくて憎い。
私は、チビでデブでブスなので(言ってて悲しい)、耶居子の持つ、美女に対するコンプレックスが痛いほど分かるのである。
美女の白々しい謙遜にイラつく感じとか、美女の何やっても許される感じに苛つく感じとか。
私は美女になったことないから、美女の気持ちは分からないけれど、美女も人生大変なんだろうということは想像に難くない。ただ、やはり、幸せなのは美女の方に決まっている、とネガティブ全開になってしまう。
その感じも上手く文章化されていて、敬服。美女にもブスにも普通の人にも読んでみてほしい作品であった。
環境を変えていかなくてはと思った。
言い訳してていいわけ?と寒い駄洒落を自分に投げかける気分になった。
もうすぐ、自身の置かれている環境も変わる。良い刺激を受けながら、一歩一歩成長していきたい。